保険のご案内

覚えていらっしゃいますか?1997年までは、会社員の医療費自己負担額は1割でした。それが2割に引き上げられ2003年からは会社員は医療機関窓口で、自己負担として3割を支払わなければならなくなりました。日本は外国諸国と比べて健康保険制度は恵まれていると言われていますが、ここ数年の健康保険の財源の悪化は本当に深刻なようです。

また年金生活をしている高齢者の皆さんの医療費負担も、所得によっては現役同様自己負担3割です。そもそも年齢が上がるに伴い病気に罹るリスクも高まるのに、これではいくら老後の蓄えがあっても、お金がいつ底をつくかと老後の生活に不安が高まるかもしれません。

一方医療技術が進み、これまで治ることが難しかった病気も完治、あるいは治療を受けながら生活を続けられるようになりました。しかし最近では「長生きリスク」という言葉も聞かれるように、医療費の負担が心配で長生きを手放しで喜べないような悲しい世の中になってきています。

そんな中、病気やけがで入院した場合に一日1万円などと決まったお金が支給される医療保険がとても注目されています。医療保険は、病気やけがでの入院の保障、手術の保障といったシンプルな内容で、入院1日目から給付が受けられるタイプに人気が集まっています。また健康保険が使えず、時に数百万円に及ぶ技術料が全額自己負担となる先進医療の費用を保障する保険も最近注目されています。病気やけがの治療費が家計を圧迫して生活が苦しくなるなんてことを避けるためにも、医療保険を検討したいという方も多いのではないでしょうか?

さてこの医療保険は保険会社の参入が自由な「保険の第三分野」と呼ばれており、生命保険会社・損害保険会社・外資系保険会社などから次々と新しい保険が発売されています。保障内容を出来るだけスリムにし保険料を抑えるといった価格競争も激化しており、皆さんにとっては選択肢が増え喜ばしい反面、何を基準に選んだらよいのか非常に難しくなっている状況です。

インターネットで条件を設定し保険料を比較するサービスも出ていますが、実は医療保険は保険料が安ければよいという単純なものではありません。なぜならば万が一病気になった時に、その医療費負担がどれほど家計にダメージを与えるかは個々のご家庭によって全く異なるからです。特にこれからは健康保険制度の行方という社会のリスクにも備えなければならない訳ですから、品質の高い情報を集めるためにもぜひ専門のアドバイザーにご相談下さい。皆様のご家庭に合った、合理的で満足できる医療保険をご紹介させていただきます。

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